園に来てくださる業者の方から、「良い雰囲気ですね。」と言われることがあります。

「良い雰囲気」とは、人それぞれ感じ方が違うので、日頃 どのようなことを心がけているかを書いてみようと思います。

一つ目は、
私が園長になる前から、ひろせ幼稚園は年齢を超えて協力しあってお仕事をしていたようです。
それがとても素敵だな、ここでお仕事ができたら良いなと思いました。

先輩の先生でも、若手の先生でも意見を出し合っている姿。
若手の先生が、先輩の先生を誘って一緒にお仕事をする姿。
若手の先生が困っているときに先輩の先生が一緒に悩んで解決をしている姿。

そんな姿を旧園舎の頃からずっと見てきて、素敵だなと思っていました。
これって、ひろせ幼稚園の素敵なところだなと思い、私が園長になってからも、それを一番大切にしています。

二つ目は、
ひろせ幼稚園の運営を任される時、どんな園にしたら良いかなと悩んでいた時があります。そんな時に、アドラー心理学仲間のYさんと栃木の小俣幼児生活団に行き、そこで大川真園長先生から施設とその様子を聴く機会に恵まれました。

その時に、とても素敵だなと思い「こんな園を運営したい」と思ったのがきっかけで、アドラー心理学を取り入れた園の運営をすることにしました。

アドラー心理学では、子どもも大人も同じ対等の存在であると考えます。「できる」「なかま」を感じる生活をすることを大切にするとを学んでいるので、ひろせ幼稚園でもそれを園の教育目標にしています。

私が大切にしていることは、ひろせ幼稚園のいいところを残すことと、アドラー心理学を丁寧に実践し続けること。
これが、園の雰囲気になっているのかなと思います。